景気の影響を受けやすい銘柄を指す景気循環株

電気、ガス、鉄道といったものは、景気に関わらず需要があるので安定しているのが特徴です。このような、経済の状態に左右されにくい会社がある一方で、景気の影響を受けやすい株も存在しており、景気循環株と呼ばれています。

化学、鉄鋼、紙パルプを扱う企業を始めとした製造業が景気循環株の代表的な存在であり、景気が良い時は売上が伸びるので株価も上昇しやすいのが特徴です。
一方で、景気が悪く商品が売れなくなると、株価も下がることが多いという特徴も持っています。

他に設備投資関連銘柄も景気循環株に分類されており、大底を脱した時には積極的な設備投資が行われることも珍しくありません。その後も株価は上昇しやすいものの、好況から不況に転換し始める頃には業績が悪化することが多いので、株価も下がりやすくなっています。

時期によって株価が大きく異なるので、買う場合には注文を出すタイミングが難しい銘柄です。多くの投資家は、業績が伸び始める時期をうかがっているので、底値の状態で買うのは困難となっています。逆に、不況に突入すると一気に値段が下がりやすいので、好況の時点で売ってしまう方も多く、手放すタイミングも難しい銘柄です。

その性質上、ギャンブル性が高い銘柄であり、上手く扱った場合には2倍、3倍の増益が期待出来ますが、逆に大きく損をする可能性もあるので、市場以外の動向にも注意する必要があります。もちろん、全部の銘柄が不安定というわけではなく、時期を問わず安定している銘柄も珍しくありません。

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カテゴリー:金融用語

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