証券会社を通して買えるものの、取扱数が少ない気配公表銘柄

株式市場では気配という言葉が良く使われています。売り気配、買い気配といった、売買の目安となる価格は、個人投資家にとって重要な指針です。気配公表銘柄とは、その名の通り気配について公表されているのですが、取引が簡単に行えるわけではありません。

グリーンシート銘柄と呼ばれることもあり、上場していない店頭有価証券のうち、証券会社が届け出を行い扱っている銘柄です。
上場していない株式なら全て扱えるわけではなく、証券会社が会社毎の判断で届け出を行っているのが特徴となっています。

その為、会社によっては扱っていない銘柄も多く、これは取引が簡単に行えない理由です。そして届け出を行ったら、以降はずっと扱うというシステムではなく、気配公表銘柄と呼ばれるように証券会社は気配を提示しなくてはいけません。

逆に言えば、証券会社が扱いを止めてしまえば、そのまま市場から姿を消してしまう可能性もあり、上場されている株とは一線を画しています。東証なら、第一部や第二部、マザーズといった全ての市場を含めると3千以上の企業が上場しているのに対し、気配公表銘柄の数は非常に少ないと言っても過言ではありません。

グリーンシート制度がスタートした1997年末の時点での取扱数は22であり、2004年には96にまで上昇しています。しかしその後は緩やかに取り扱いの数が減っていき、2011年には50を切ると、2012年には40を割り込みました。その後は安定しているものの、上場企業と比べると銘柄の数の差は歴然です。

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カテゴリー:金融用語

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