市況関連株は海外の商品市場の影響を受ける銘柄

株式の中には、海外の動きによって影響を受ける銘柄も多く存在しており、為替が株価に影響を与えるのは良く知られています。海外の商品市場での取引が大きく影響してくる銘柄は市況関連株と呼ばれており、鉄鋼や石油、石炭に関わっている企業は代表的な存在です。

素材産業に分類される企業は、原材料を輸入する際にかかる費用により業績が左右されるので、海外の動きをチェックすることは欠かせません。
他に海外から運搬を行う海運業、海外で資源関連の事業を手がけていることが多い商社なども市況関連株に分類されています。

しかし、分類は同じでも、株価の影響が同じではなく、原材料の値段が高騰した場合に受ける影響は大きく異なるのが特徴です。素材産業を手がける企業では、基本的に原材料の値段が上がるということがプラスに働くことはありません。

原材料が高くなると商品も値上がりすることが多く、その為に業績が悪化することも多くあります。一方で、海外で資源に関する事業を手がけている商社では、原材料が高くなると高く売れるので、プラスの影響を受ける銘柄です。

逆に原材料の値段が下がった場合は、素材産業と商社の立場が入れ替わるので、市況関連株という括りは同じでも、全てを同列に扱うのは避けた方が無難となっています。もちろん、輸入や輸出が業績に大きく関わってくる企業の場合は、為替も株価に影響を大きく与える存在であり、他の銘柄と比べて海外の動きに注視が必要です。

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カテゴリー:金融用語

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