基本的に中国人投資家しか取引を行えない上海A株

中国には株式市場が複数あり、その中の一つが上海市場です。この市場は上海A株と上海B株に分かれているのが特徴であり、B株は外国人向けとなっています。それに対してA株は国内向けなので、基本的に外国人の方が株式の売買などを利用することは出来ません。

中国と対立している台湾の方が利用出来ないのはもちろんのこと、香港やマカオの方も利用することが出来ない、完全な中国本土向けの市場です。日本の一般の投資家は絶対に利用することが出来ませんが、2002年には適格外国機関投資家制度というものが導入されており、機関投資家に限って投資が認められています。

市場はA株とB株に分かれているものの、上場数には大きな違いがあり、B株はA株の1/10にも満たないので、外国との取引に積極的ではないのが実情です。
一方で上海A株は取引も活発に行われており、1日の売買代金や株式の時価総額で香港市場を上回ることも多く、規模の大きさが特徴となっています。

上海だけでなく深センの市場も合わせて、A株から選ばれた300銘柄から算出されるのがCSI300指数です。これは中国の株価を知る上で欠かすことの出来ない数字であり、日本以外で投資を行う気がない場合でも抑えた方が良いでしょう。

他に上海A株指数という数字もあり、上海のA株全体の動きを表している数字となっています。A株とB株は、将来的には統合されるという見方が強いので、その際には外国人投資家を取り巻く状況は大きく変わってくるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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