循環株は業績が変動しやすいものの、株価がその影響を受けることは少ない

製造業、素材産業の銘柄は、原材料の値段で業績が大きく変わってきます。非鉄金属、石油といったものは製造業には欠かせない存在ですが、常に安定した値段で供給されているというわけではなく、安く買える時もあれば高騰している場合もあるので、原材料費が業績に影響を与えやすいのが特徴です。

このような銘柄のことを循環株と呼んでおり、株式市場では独特の動きを見せる銘柄となっています。石油の値段が上がれば業績は悪化することが多いものの、それが株価に表れることはあまりありません。

循環、とあるように原材料の値段で業績が大きく変わるので、業績が悪化したからと言って、即座に株価の下落に繋がらないという変わった銘柄です。
これは逆も成り立ち、業績が好調な場合でも大きく値上がりすることは少ないので、短期で利益を出したいと考えている投資家の方には向いていません。

株価が大きく変動することは少ないので、長期保有や、株主優待を始めとした各種権利を取得したい場合に向いている銘柄です。
一般的な株式の銘柄とは異なる動きを見せるので扱いが非常に難しく、株価が細かく変動するので、買い時で悩むことも珍しくありません。

PERと略される株価収益率は株式投資を行う上で抑えておきたいポイントであり、この数字が低い程に株価は割安と評価されます。しかし、循環株の場合はこのPERが低いからといって買い時とは限らず、長期的な視野で業績や株価をチェックすることが欠かせません。

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カテゴリー:金融用語

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