信用取引銘柄別残高は、信用取引の反対売買が行われていない株式

空売り、空買いは金融市場では頻繁に使われる手法であり、共に反対売買を行わなければいけないという特徴を持っています。空売りを行ったら買い戻す、空買いを行ったら売って返済するという取引が行われるので、空売りや空買いが市場でどのくらい行われたか、反対売買がどの程度行われているか、という数字は株価に影響を与える要素です。

その為、各証券取引所は銘柄毎に反対売買が行われていない株式の数を集計しており、この数字のことを信用取引銘柄別残高と呼んでいます。空売り後に買い戻されていない銘柄の数を表した信用売り残、空買い後に売却されていない銘柄の数を表した信用買い残の二つの数字を把握することが可能です。

証券取引所の火曜日の取引終了後に、先週末時点での数字が発表され、休日などの理由で火曜日が取引を行っていない場合は次の営業日に発表されます。この数字を確認したい場合は、証券会社のホームページなどで見ることが可能であり、火曜日に発表された場合は日経新聞の水曜日の朝刊にも掲載されるので、チェックは容易です。

この数字から読み取れるのは投資家の傾向であり、信用売り残と信用買い残に差が付いている場合は株価がどのように動きやすいかといった情報が分かります。

ここで注意したいのは、株価の動きは過去の傾向などから導き出されているものなので、予想外の動きをすることも珍しくありません。傾向は読み取れますが、例外も考えられるので、他の要素と合わせて考えることが必要です。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ