信用取引が行われた銘柄全ての含み損、含み益を表す信用評価損益率

空買いや空売りを行う場合、最初に市場で記録した価格が基準となります。空買いの場合は証券会社からお金を借りて株式を買い、空売りは証券会社から株式を借りて市場で売り、それぞれ株価が動いた後に、差額の決済を行うというのが取引の手順です。

空買い、空売りといった取引が行われた銘柄が、現時点でどれだけの含み損、或いは含み益を記録しているかを表した数字が、信用評価損益率となっています。
投資家毎に数字が算出されているわけではなく、空買い、空売りが行われた市場の全ての銘柄の含み益、含み損を表しています。

空買いや空売りを行う場合は証券会社に対して返済の義務が発生するので、投資家の多くは含み益が発生したら決済を行うのが一般的です。
その為、信用評価損益率がプラスの状態で放置されるということは非常に少なく、多くの場合はマイナスとなっています。

プラスを記録することが殆どないので、実質的にはゼロ付近が最も良い状態であり、この時には市場が天井圏の状態であることが多めです。この数字はあくまで市場全体の流れを表しているものの、この数字がマイナスに向かう程に投資家は空買い、空売りの決済を行う傾向にあります。

信用評価損益率がマイナスを記録している場合、評価が大きく上昇するということは少なく、損を記録したままだと追い証が発生することも珍しくありません。その為に、追い証が発生する前に決済を行い、損を確定させてしまうというケースが多く見られます。

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カテゴリー:金融用語

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