買い注文が多いときに出される特別買い気配

特別買い気配とは、売り注文がほとんどなく買い注文ばかりに片寄った状況を打開するため、証券取引所が表示する特別措置の一つです。これが出されたあとは5分ごとに値段が引き上げられることになり、最終的にストップ高になってしまう可能性があります。その目的は、呼値の周知をはかることです。

人気のある銘柄が知られると、当然のことながら買いが集中します。それ自体は市場が活性化することで良いのですが、過剰になるとバランスが崩れてしまうでしょう。取引所では一定の基準を決めており、その範囲を超えた場合に特別買い気配を出して売り注文を誘うわけです。

ほかには大口の機関投資家が、成り行き注文で規模の多い買い注文を出した場合も同様の事態が起こります。
株式を買いたいという投資家が多くいても、実際にそれを買えない状態が続いてしまっては動きがなくなってしまいます。

売りに出ていないからといって、ほかの銘柄を買うのではなく、そのまま待つ投資家がほとんどだからです。その状況を打開するために取られるのが、この施策です。
基本的にどんどん値段が上昇していくので、特別買い気配のときは早期に購入した人ほど得をするようになっています。

逆にあとから買った人の場合は、購入直後に解除されてしまい、少ない利益で終わってしまうことがあるのです。どのタイミングで気づけるのかによってチャンスにもなれば、無駄になってしまうこともあるところに注意が必要です。一方通行で株価が動くようになるからといって、単純なものではないということです。

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カテゴリー:金融用語

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