値つけ株が必要なときは企業にとっても避けたい事態

新規公開株の初値をつけることが目的で放出されるものを、値つけ株と呼びます。株式が新規公開されると、大なり小なり人気が出ます。しかしあまりにも人気が集中してしまうと、買い気配のまま値がつかなくなってしまう場合があります。そのような事態を防ぐために放出されるわけです。

これによって妥当な価格で売買を成立させて、初値をつけられるようになります。その名前の由来は「値段をつけるため」という意味です。

株価が上がるのは、悪いことではないのです。しかしそれも一定レベル以上になると、安心できなくなります。どんどん値段が上がると買い気配に指定されてしまい、さらにその状態が止まらなければストップ高になってしまいます。良いことであったとしても、それが過剰になってしまっては逆効果になることもあるわけです。

このような不自然な状況を改善するため、値つけ株が用いられます。値つけ株として用いられるのは、会社のオーナーや役員、ほかには取引先などが所有する株式です。絶対にそうでなければならないと決められているものではありませんが、古くからの株主が放出するものという傾向にあります。

ちなみにここで勘違いされがちなものとして、これはあくまでも企業に放出を求めるものであり、企業側が率先して放出しているわけではありません。自主的に出すようなことにならないことが一番なのです。しかし何が起こるのか分からないのが株式市場なので、このような措置をとらなければならないこともあります。

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カテゴリー:金融用語

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