保有資産にたくさんの含み益を有している企業の株式が含み資産株

含み資産株とは、株式市場で不動産および有価証券といった保有資産に、たくさんの含み益を有している企業の株式のことを指します。

保有資産の含み益という言葉もあり、これは、企業の帳簿の上での価値と、時価により算出を行った価値(その時点でこれらのものをもし売却したとしたら市場で評価されるであろう)との差異です。

含み益というのは評価益とも呼ばれるもので、有価証券ないし不動産といった保有している財産で現在の価格、つまり時価が、購入した時の価格よりも高いとき、その差額を言います。これは、とある時点での潜在的な利益額であるため、実際に売るまでは金額が確定しません。

なお、実際の取引が終わって確定した利益のことを実現益と言います。
反対語は「含み損」で、有価証券・不動産といった保有している財産で時価が購入した時の価格よりも低くなっているときにその差額のことを指します。同じ意味で「評価損」という言葉もあります。

一般に含み資産株というのは、表面的な額よりも実質的な純資産額のほうが大きいというふうに捉えられる傾向にあります。そのため、含み資産株はしばしばマーケットにおいて高い評価を得たり、再評価されたりといったことがあるでしょう。

例を出すと、業績不振によって株価が大幅に下落したときに、含んでいる資金などが考慮された実質的な純資産額からみても割安という判断がなされた場合、転じて買われ、株価が反騰するという現象がみられます。

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カテゴリー:金融用語

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