輸出株は製品の輸出、あるいは海外事業がメインの収益となっている企業の株式のことです

日本は資源国ではなく、したがって輸入国と言われますが、同時に輸出国でもあります。それは日本が得意とする加工技術で輸入した資源を使って、輸出用の製品を製造しているからで、株式市場にもその傾向が顕著に現れています。

また、国内での生産に止まらず積極的に海外へ進出し、海外の環境に溶け込むような事業展開をしているのです。

日本が得意とする輸出分野での産業には、自動車やバイクをはじめとして、テレビなどの包括的な意味での家電類を製造する電機、事業所向けの発電所や新幹線に使用される機械、パソコンやスマートフォン類や医療機器全般を含む精密機器・ハイテク機器類があり、これらに関係する事業をグローバルに展開している企業株を輸出株と呼びます。

ただし、これらの輸出株のウィークポイントは、資材の輸入調達や海外の輸入国の景気動向に左右されることで、技術と設備はあっても材料費が高騰すると、会社の業績や利益が不利になることです。

また、市場経済の常として外国為替市場が円安傾向の時には利益が増えますが、円高になると利益が減るという特徴があります。したがって、輸出株を購入する際には、世界経済全般や社会情勢を見極める必要があるとされているのです。

これは資源国でないということで、製品の製造が原材料の輸入に頼らざるを得ないということで、海外から調達する材料費がこれらの企業の業績に大きく影響するからで、そのため多くの企業が海外に現地法人の拠点を設けて、リスクの分散と収益の確保に努めています。なお、反対に輸入する原材料や商品が収益になる会社の株式は、輸入株と呼ばれます。

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カテゴリー:金融用語

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