輸出関連株とは、輸出や海外拠点での売上・収益が大きい企業が発行する株式

世界中では、さまざまな資源やそれを使用した製品などが入り乱れて行ったり来たりしています。原材料を供給して財源を確保する国がある一方で、それを加工して製品を生産して海外に売る国が輸出国で、その相手は輸入国です。自給自足の国はなく、どの国もこの両輪を動かして国家財政を支えています。

このような観点から日本を見ますと、代表的な輸入国であり輸出国だと言えます。海外から購入するのは石油や天然ガス、鉄鋼類、農産物などで、海外へ供給するのは世界で有数のハイテクと高度の加工技術の産物です。

日本からの海外向けの品目をあげますと、自動車や電機、機械や精密機器、あるいは医療機器などです。これらの業務に関係する企業の株式が輸出関連株と称されます。

輸出産業は日本経済を支える太い柱ですが、日本は資源国ではないのでその原材料や燃料の大半を海外からの輸入に頼らざるを得ないという現実があり、そのため輸出関連株の価格は相手の輸入国の景気や経済状態に左右されると言うハンデがありますし、輸入される原材料や燃料が高騰するとそれがマイナス要因になります。

したがってこのような株式は海外の情勢次第で株価が上昇したり下降したりします。ですから、投資家はこの種類の株に関しては常に海外の情勢を見極める必要があると言えるでしょう。すなわち、この種類の銘柄を選ぶ際にはその企業の輸入元の国の輸出政策に目を配り、製品類を輸入する国の景気動向を把握することが、利益を確保する目的の株式投資には重要になります。

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カテゴリー:金融用語

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