呼び値は株式などの特殊な業界用語で、この価格なら買い注文を出せるという値段

呼び値は送り仮名を省略して呼値とも書かれますが、どちらもその意味するところは同じで、主に株式や証券市場、あるいは先物取引で使われる業界独特の用語です。

この用語は、特定の銘柄をいくらの値段であれば買い注文を出せると言う時の値段のことで、実際に買い注文や売り注文を出す際に、例えばある特定の銘柄を100円でなら1万株買うという場合は買い呼び値になりますし、110円なら売ってもいいというのは売り呼び値になります。

ただし、この値段は無制限ではなく、証券取引所などでは一定の枠を設定していて、これは一般投資家が急激に乱高下する株価などで混乱するのを防ぐためです。この措置を値幅制限と言い、高止まりをストップ高、下げ止まりをストップ安と呼んでいます。

この制限値は証券取引所の判断に寄りますが、東京証券取引所を例にとると、上場株で200円~500円未満の株価の場合は上下が80円、500円~700円未満の株価での上下は100円となっています。なお、この上下幅は前日の終値を基準にしています。

具体的に言いますと、例えばAという銘柄が前日300円で取引が終了したのが、翌日にはどんどん値段が下がり220円になると、その時点でストップ安となり、取引は中止されますし、逆に380円まで値上がりするとストップ高で、やはり取引は終了します。

しかし、これらの株価がその次の日にさらに下がったり上がったりする場合があり、これが3日間連続すると、この制限値幅は80円から100円に拡大する措置がとられます。

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カテゴリー:金融用語

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