寄付きとは、証券取引所で、その日の最初に成立した株式などの売買のこと

寄付きという言葉は、証券取引所が業務を開始した日の最初に成立した売買のことで、英語ではOpenと言い、また、業務が始まる時間帯のことを指すこともあります。

したがって、証券取引所が毎朝業務を開始する時のことも意味し、また、株式の売り気配や買い気配があっても、実際の売買取引が成立しない場合もあります。

この際の注文は、売りでも買いでもその日の立会い時間前までに出されたものであり、その売買価格の決定方法には時間優先の原則を適用するのではなく、すべての売り買いの注文を同時に出されたものとされ、価格優先の原則が適用されます。なおこの原則を、板寄せ方式と言います。

板寄せ方式とは、株式の売買注文を順次照合して付け合わせを行い、成り行きの売り注文と買い注文のすべてが行われた後で、売りと買いの注文が同一の価格帯でマッチした時に、それまでに付け合せた注文も、その値段を売り買い成立の約定価格とする仕組みです。なお、通常の場合、単に寄付きというのは、証券取引所の午前中の前場を指し、午後の後場では後場寄りとも呼ばれます。

付け加えて株式用語のことを説明すると、午前中の取引は「前場」、午後の取引は「後場」、また、前場と後場の最後の売買は「前引け」と呼ばれ、さらに後場の最後の売買は「大引け」と呼ばれています。したがって寄付きから大引けまでが証券取引所の1日の業務であり、これらの用語は普通の会社での業務での始業と終業に当たります。

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カテゴリー:金融用語

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