レッドチップとは香港市場にある中国資本の株式の中で香港で登記されている企業を指します

レッドチップは英語名をRed chipと言い、Red(赤)は中国のことで、香港の証券市場に上場されている中国企業の株式で、資本は本土でも登記が香港でなされている企業を指す言葉です。

香港は100年間にわたり英国領でしたが、1984年に条約期限が終了し、中国に返還されました。その際に共産主義の影響を受けて、経済活動が弱体化するのではないかという不安から、外国資本が香港を敬遠する傾向がありました。

この不安のために香港市場が不活性化するのを避ける目的で、政府は市場への本土企業の上場促進政策を逸しした結果、このような株式が生れました。ちなみにアメリカなどの優良企業の株式がブルーチップと呼ばれているのに対して、中国共産党が使っている色が赤(Red)なので、レッドチップと呼ばれるようになったのです。

なお、国際的な証券市場でのレッドチップに関する概念は曖昧ですが、この株式の指数を提供しているHSIサービス社の標準的な定義があります。

なおHSIサービス社による定義は、本土の中央・地方政府が経営に参画しているとか、本土からの資本が出資金の35%以上を占めている、ただし、企業の設立登記は本土ではなく、香港及びその他の地域でなされているというものです。

ここから読み取れるのは、資本金が35%以上を占めていると言うことは、考えようでは100%が本土からの出資金でも可であるということで、そうなるとその内面はまさに中国企業であると言えますから、この株式をどのように評価するかは投資家個々の考え方になると言えるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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