製造企業に改革の手を加えるTPMインストラクターの役割

TPMは「全員が参加する生産保全・生産経営」という意味で、商品を製造する企業が持続的にもうけることのできる体質を身に付けるためにさまざまな仕組みや体制を作り上げていく経営管理の方法です。

製造企業は売上を上げる一方で、その過程では製造の効率を悪化させたり、無駄な費用がかかってしまう要因が存在してしまうのです。例えば、商品の製造は実際には工場で行いますから、工場の設備が故障してしまったり、不具合を起こしてしまうと、工場での生産効率が落ちることにつながります。

また、火災や雨漏りなどの災害が起きれば、設備が失われて生産がストップしてしまいます。これ以外にも、工場の組織体制にも少なからず効率の悪い点があります。

こういった生産効率を下げたり無駄なコストが生まれてしまう要因を見つけ、それをなくしていったり、そうならないように未然に防ぐ管理方法がTPMです。そして、その仕組みを指導する立場にあるのがTPMインストラクターです。

TPMインストラクターの最大の目標は製造過程での人や設備の効率化を行って、最小限の費用で最大限の利益を得ることです。そのために大きく分けて三段階の活動を行います。

第一段階では、工場の製造現場を見つめ直すことで、ロスを取り除き、再び生じないようにします。第二段階では、現場に関連する部門と連携をとって、徹底的にロスを防ぎます。その次の段階では、受注から売上までのビジネス過程の全体を対象として、社内の資金の流れのロスを発見して取り除くのです。

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カテゴリー:財務

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